黄疸について|新百合ヶ丘の内科消化器科は渡辺内科消化器科医院へ

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院長コラム

黄疸について

その他 2016年07月20日

<その1>
血液中のビリルビン濃度が異常に増えた状態が黄疸です。黄疸は、軽いうちは視覚的に捉えるのは困難ですが、眼球結膜(白眼の部分)が黄色くなることで診断されます。ただ、早いうちから尿は紅茶のように濃くなります。黄疸は通常、重篤な病態であることを示しています。
古くなった赤血球が脾臓で壊されて、ヘモグロビンからビリルビンが作られます。初期のビリルビンは(間接型ビリルビンと呼ばれます)水に溶けないためアルブミンと結びついて肝臓に運ばれます。そして肝臓で処理を受け、水溶性の直接型ビリルビンに変化し、胆汁中に排泄されます。そして、胆のう・胆管通り、十二指腸に流れていきます。黄疸は、この経路のどこかに異常があるわけですから、異常部位により、主として増加しているビリルビンが間接型の場合と直接型の場合とがあります。

 

<その2>

黄疸というと肝臓をはじめとする消化器疾患と考えがちですが、間接型ビリルビンが上昇する代表的な疾患は溶血性貧血です。溶血により赤血球がたくさん壊れ、ビリルビンが肝の処理能力を超えて過剰に増加するものです。しかい、日常頻繁に見かける、間接型ビリルビンがわずかに増加する場合は、Gilbert病とよばれる体質性黄疸の場合がほとんどで、心配の必要はありません。肝細胞が障害を受けて、間接型ビリルビンを直接型に変換(抱合)する機能が損なわれると間接型ビリルビン優位の黄疸があらわれ、また抱合化されたビリルビンを胆管中に排泄する機能が障害される場合(胆汁うっ滞)は、直接型優位の黄疸となります。抱合化する機能は比較的維持されることが多いので、間接型ビリルビンの割合が大きい場合は、肝機能障害が高度である場合が多いようです。

 

<その3>
主に直接型が優位にビリルビンが上昇する黄疸は、肝臓のビリルビンの分泌障害による肝内胆汁うっ滞と、胆汁の流出経路である胆管が塞ってビリルビンが溢れるために起こる閉塞性黄疸に分かれます。通常、腹部超音波検査などの画像診断で、胆管の拡張が認められれば閉塞性黄疸と診断されます。肝内胆汁うっ滞は薬剤性肝炎や原発性胆汁性肝硬変が代表的ですが、通常のウィルス性急性肝炎で起こることもあります。肝細胞障害の指標であるAST(GOT)、ALT(GPT)の上昇に比較して胆道系酵素であるALPやγGTPの上昇が著しくなります。この場合、黄疸は長引きますが、予後は必ずしも悪くはないようです。胆管は肝臓から十二指腸乳頭部まで走行しておりますので、この間に結石や腫瘍などにより、胆管が圧迫されたり、つまったりして閉塞性黄疸は起こります。

 

<その4>
閉塞性黄疸は、胆管の圧迫や閉塞によって発生し、良性疾患による場合と悪性疾患による場合があります。良性疾患の代表は胆石症で、特に胆管胆石がほとんどですが、胆のう胆石でも、位置や大きさによっては胆管を圧迫することがあります。胆管は、下部では膵臓に抱えられるような位置にあるので、膵臓が腫れるような慢性膵炎も原因となります。胆汁の出口である十二指腸乳頭部の炎症や硬化も胆汁の流出を妨げます。一方、胆管や胆管周囲臓器の悪性疾患は閉塞性黄疸の原因として重要です。肝門部の肝臓癌やリンパ節転移、胆のう癌、胆管癌、膵臓癌、十二指腸乳頭部癌などです。一般に良性の閉塞性黄疸の場合は、急性に発症することが多いので、発熱、疼痛などの胆管炎症状を伴うことが多いようです。悪性の場合は徐々に発症し、黄疸が初発症状である場合が少なくありません。

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